房州うちわとは
「日本の三大うちわ※」のひとつで、南房総で受け継がれてきた千葉県を代表する伝統的工芸品です。
平成15年に経済産業大臣の指定を受けています。
※丸亀うちわ、京うちわ、房州うちわ
竹の丸みをそのまま活かした「丸柄」が特徴で、48~64等分に割いた骨を糸で編んで作られる半円で格子模様の美しい「窓」が魅力です。
製造工程も他のうちわとは異なる特徴があります。
実用品以外に、装飾品として愛用されるようになってからは、幅の広い楕円形のものや持ち手に竹の根の部分を取り入れた珍しいうちわも作られるようになりました。